移住者インタビュー

vol.01本田哲也さん

2009年移住/東京都出身/農業

vol.01 本田哲也さん 2009年移住/東京都出身/農業

会社での激務が続いた東京暮らしに見切りをつけ、
サトウキビ刈り取り援農隊で与那国へ来た本田さん。
島が肌に合い、今は農業で生計を立てながら
いきいきと暮らしています。
ビニールハウスも建て、島では少ない野菜の生産に
力を入れていくそうです。

移住にあたって

移住のきっかけ

22歳から28歳まで東京の大手不動産会社で働いていましたが、かなりの激務で、このままでいいのかという思いがつのっていました。そこで、いったん丸裸に戻って仕事をしてみたい、スキルも関係ないところで一から起業してみたいと考え、サトウキビ刈り取り援農隊に加わり、与那国にやってきました。

移住する前に不安だったこと

移住する前に不安だったこと

当時は独身でしたし、特に不安はありませんでした。仕事については沖縄に行ってから考えようと、那覇のハローワークで探しました。しかし、こんな暑いところで、スーツやかりゆしウェアを着て働くイメージが出来ませんでした(笑)。
そんなとき、偶然SNSでサトウキビ刈り取り援農隊のことを知り、参加したのです。

住まいや仕事の探し方

住まいや仕事の探し方

縁あって、こちらの農家の方が一年間アルバイトで雇ってくれました。また、役場が農家育成のための研修を実施していたのでそれを一年間受けました。
その後は、サトウキビや野菜を作りながら飲食店でアルバイトをして、部屋を探し入居しました。

移住後の生活について

移住して変わったこと

東京に住んでいたころは、都会は住みづらくなっていると実感していました。あちらでは家族を持つのも厳しい。しかし、与那国は自分が子どものころからイメージしていた田舎の風景に近いものがあり、こちらの方が自分には合っていると思います。仕事の合間に子どもを連れて海へ行けるという生活が気に入っています。

移住して苦労したこと

移住して苦労したこと

苦労というほどではありませんが、当初心がけたのは地域になじむこと。田舎で、特に農業をするとなると、ほかの方々とも助け合わなくてはなりません。そこで公民館の役員をやったり、JAの活動に取り組んだりと、積極的にみなさんと交流するようにしました。すると、まわりがいろいろと声をかけてくれるようになりました。

移住して良かったこと

島では野菜が少なく、島外から入ってくるものもありますが、質があまり良くありません。
自分も美味しい野菜が食べたいと思うので、野菜作りでがんばれば、さらに道が開けるのではないかと考えています。ここでの農業はチャンスがあると思います。

子育てについて

妻は北海道出身でやはり援農隊で島に来ました。こちらで結婚し、子どもは長女が4歳、次女が1歳です。
自分は、田舎で育ちたかったとずっと思っていましたから、与那国のこの環境で子育てできるのはすばらしいことだと思います。

現在のお仕事について

現在のお仕事について

サトウキビや野菜作りに励んでいます。最近はビニールハウスも建てました。JAの野菜生産部会の部会長もやらしてもらっていて、たくさんの方と交流があります。
お酒が好きなこともあって、独身時代はそうした方々がうちにやってきていっしょに飲むこともよくあり、家がまるでたまり場のようになったことも(笑)。

与那国島の魅力について

与那国島の魅力について

変わらない豊かな自然。

自分にとっては、とにかく肌に合っているということ。
ここではあまりお金を使いませんし、リゾート開発が進んでいないのも、私にとっては魅力です。
将来も変わらないでいてくれれば、農地を広げてさらに農業に打ち込めます。
この豊かな自然はずっと残ってほしいですね。

与那国島は人口の少ない地域で、島民一人一人の個性が活きる地域です。
「医食同源」という言葉があり、私は農家として地域の「食」を支えることで、
皆さんの健康増進に関与できれば良いと考えています。

移住を考えている方へのメッセージ

移住を考えている方へのメッセージ

とにかく一度来てほしいですし、できれば一度住んでみてほしいです。地域の方ともふれあってみて、島の良さも感じてみていただきたい。そのためには、私や妻がそうであったように、渡航費支援のある、サトウキビ刈り取りの援農隊に参加して島に来てみるというのも良いと思います。

※この情報は2019年2月末現在のものです。